2016.12.22

『「鬼ごっこ」の時事』 Vol,4

 
平峯 佑志
一般社団法人鬼ごっこ協会 監事

2016年も、あと1週間近くで終わります。2016年最後の投稿になりますので、今年1年間の総括をさせていただきたいと思います。今年一年も、鬼ごっこを通じて様々な方々との出会いがありました。一つ一つの出会いがあったことで、今この時の自分自身があり、鬼ごっこ協会の発展があることを考えると、どのような些細な出会いも大切なのだと感じています。
 鬼ごっこは、友人とも、初めて会った人とも、誰とやったとしても不思議と笑顔になってしまうことが大きな魅力です。初めて対面する相手とは、どこか身構えて接してしまうことが大人子供共通してありますが、鬼ごっこを通すとそれが一瞬のうちに解消されてしまいます。今年は、大きな出来事としては「熊本地震」がありました。今回は、東日本大震災とは違う地震の形で精神的な負担も大きい大変な災害で、被害に遭われた皆様の心労を思うと胸が痛みます。そして、お亡くなりになられた皆様にご冥福をお祈りいたします。私たち鬼ごっこ協会では、シダックス株式会社との共同で熊本の被災された地域を訪れて、現地の子供達へ向けた鬼ごっこを通じた支援活動を行いました。
 被災地だったにもかかわらず、私たちを笑顔で迎え入れてくださいまして、子供達や職員の皆さんたちとかけがえのない時間を過ごさせていただきました。この時感じたことは、鬼ごっこはこうしたモノを介さないコミュニケーションとして、どんなシュチエーションとなったとしてもその魅力を発揮するのだということでした。
 来年も、どんなことがあっても鬼ごっこを通じて、人々の幸せや笑顔に貢献していけるように頑張っていきたいと思います。皆様、良い年末年始をお過ごしください。


平峯 佑志 / Hiramine Yushi

一般社団法人鬼ごっこ協会 公認S級ライセンス指導員・審判員


1985年生まれ。大学在学中から鬼ごっこ協会設立前からの活動に参画して、事務方の責任者として活動をして、マーケティングや組織マネジメントなどを行ってきた。現在は、スポーツ鬼ごっこの普及を担当している。保育士・放課後児童支援員の資格を保有。
 
<資格>
保育士・放課後児童支援員