2019.11.26

『「鬼ごっこ」の時事』 Vol,13

 
平峯 佑志
一般社団法人鬼ごっこ協会 監事

  久しぶりのコラム執筆です。
 
 鬼ごっこ協会では、現在、スポーツ鬼ごっこや各種鬼ごっこを、小学校の学習指導要領へと導入を促していくための活動を行っています。スポーツ鬼ごっこは、運動能力の有無や年齢や性別における運動能力の差に捉われずに、楽しく体を動かしてもらうために活用をいただくことができます。学校体育では、多種多様な子ども達を相手にして授業を行わなければなりません。年間で時間も限られており、十分な技能の確保のための時間も多くはありません。その中で、スポーツ鬼ごっこは、練習時間も要さずに、複雑な技能の習得も必要が無いことから、学校体育にはとても適していると考えています。
 
 これまで、団体設立から約10年間、また代表理事の羽崎泰男がこどもの城時代に蓄積した年数は30年間、合わせて40年間ほどの研究と実践の蓄積の上で、スポーツ鬼ごっこは存在しています。
 
 学習指導要領への導入は、簡単な道ではないと思いますが、導入されることで必ずや子ども達の様々な能力は向上していくことは、私たちは強く信じていることなので、今後ともあきらめることなく、早急に学習指導要領への導入が図られていくように、関係各所への働きかけを力強く展開していきます。

平峯 佑志 / Hiramine Yushi

一般社団法人鬼ごっこ協会 公認S級ライセンス指導員・審判員


1985年生まれ。大学在学中から鬼ごっこ協会設立前からの活動に参画して、事務方の責任者として活動をして、マーケティングや組織マネジメントなどを行ってきた。現在は、スポーツ鬼ごっこの普及を担当している。保育士・放課後児童支援員の資格を保有。
 
<資格>
保育士・放課後児童支援員