2019.2.28

『「鬼ごっこ」の時事』 Vol,11

 
平峯 佑志
一般社団法人鬼ごっこ協会 監事

  来月に迫りました第2回目となる鬼ごっこ総合研究所の研究発表大会について書きたいと思います。鬼ごっこ協会では、鬼ごっこの普及推進や大会イベントの開催など、実践面での鬼ごっこの開発はこれまでたくさん行ってきました。経験やノウハウの蓄積は、地道に積み上げられてきています。
 
 しかし、その活動について研究調査という視点での蓄積は、多くは行ってきていませんでした。そこで、新たに始まった取組が「鬼ごっこ総合研究所」の設立でした。代表理事の羽崎泰男は、青山こどもの城や大学において、兼ねてから研究活動はされてこられているので、その英知を私達のように現場で活動をしている世代が受け継いで、後世に語り継いでいかねばならないと思っています。
 
 今回は、第2回目となりましたので、発表を予定されている方々の内容は、かなりのものになってきています。大会イベントに比べたら、研究調査は幾分かは地味な印象を与えるかもしれませんが、文武両道を掲げる鬼ごっこ協会としては研究と実践の両軸を大切にして活動をしていきたいと考えています。
 
 2020年を前にして、スポーツへの注目は日に日に高まっていますが、鬼ごっこ協会では社会の情勢に流されることなく、しっかりと地に足をついた活動を積み上げていきたいと思います。

平峯 佑志 / Hiramine Yushi

一般社団法人鬼ごっこ協会 公認S級ライセンス指導員・審判員


1985年生まれ。大学在学中から鬼ごっこ協会設立前からの活動に参画して、事務方の責任者として活動をして、マーケティングや組織マネジメントなどを行ってきた。現在は、スポーツ鬼ごっこの普及を担当している。保育士・放課後児童支援員の資格を保有。
 
<資格>
保育士・放課後児童支援員