2019.1.25

『「鬼ごっこ」の時事』 Vol,10

 
平峯 佑志
一般社団法人鬼ごっこ協会 監事

2019年を迎えました。
 
 鬼ごっこ協会が、2010年に設立されてから、年号だけで単純に考えますと、9年目を迎えました。9年という月日は、短いようで、とてつもなく長い期間であったように思います。現代社会は、数年という月日で大きく社会が変革をしてしまいます。2010年当時は、まだ今のようにSNSやデジタル端末は世の中に多くは流通していませんでした。
 
 そして、同じように私自身も9年という月日を過ごしてきたのかと思うと、まだ30代前半のみではありますが、かなり年を取ったように感じられます。2010年当時は、体力や気力も無限にあったように感じられますが、2019年現在は、少々の無理は効きますが、連日連夜のハードワークは体にも心にも負荷がかかるようにもなってきました。
 
 ですが、不思議とそのような変化については焦りを感じたことはありません。それは、鬼ごっこ協会の活動の幅が広がったことや、事業が増えてきたことや、事務的な機能が少しずつ改善されていることなども要因としては考えられますが、それ以上に仲間や友人が増えたことが焦りを感じにくい要因であるように思います。長く活動をしていると、時として困難に思われることも多くありますが、そのような身近な存在の人々がいることで、大変心強く、気持ちの余裕ができて、現実的に降りかかってくる負荷も軽減されるということが分かってきました。
 
 世間は、2020年のビッグイベントへ向けて大きく隆盛を極めていますが、鬼ごっこ協会では、どんな時代であっても変わらず、社会から必要とされることをやり続けていくというスタンスに変わりはありませんので、2020年も、2025年も、2030年も、いつの時代も変わりなく、できることをやり続けていきたいと考えています。
 
 2019年という、大きな節目となるであろう年も、心身が健康で家族、友人、仲間の方々とよりよい毎日を過ごしていけるよう、頑張っていきたいと思います。

平峯 佑志 / Hiramine Yushi

一般社団法人鬼ごっこ協会 公認S級ライセンス指導員・審判員


1985年生まれ。大学在学中から鬼ごっこ協会設立前からの活動に参画して、事務方の責任者として活動をして、マーケティングや組織マネジメントなどを行ってきた。現在は、スポーツ鬼ごっこの普及を担当している。保育士・放課後児童支援員の資格を保有。
 
<資格>
保育士・放課後児童支援員